怖かった新聞
昔、ある賃貸のマンションに住んでいた時、訪問セールスの多さに悩まされていたことがありました。特に春になるとインターネット回線とかケーブルテレビとか新聞とか色々なセールスで必死な人たちが、我が家のインターホンを鳴らしてくれました。
中には玄関まで出て来いと言ってくる人もいました。こちらも都合があるのですが・・・。
こちらも丁寧にお断りしているので大体のセールスの方は引き下がってくれるのですが、一番怖かったのがある新聞屋さんでした。
ある日いきなり玄関ポストに朝刊が入っていました。新人さんが間違えてしまったのだろうと気にしていなかったのですが、それから毎日入っていました。
これはおかしいと思い、玄関ドアポストにガムテープを貼って入れられないようにしました。すると、翌日そのテープがはがされていました。新聞は入っていませんでした。何重にも貼っていたので入れるのを諦めたのだろうと思います。
そして念押しにその日は玄関ドアポストのところに、「新聞は契約してないので入れないで下さい。」という内容のメモを貼っておきました。どうなるかと翌日玄関を確認したら、そのメモが破られていて何回かポストに入れようとしていた形跡がありました。とても怖かったです。
そして嫌な予感がして1階の集合ポストを見に行ってみると、我が家のポストのところだけ唾でベッタリ汚されていました。明らかに我が家に嫌がらせです。
その新聞販売店にクレームを入れようか迷いましたが、さらに嫌がらせがひどくなりそうな気もしたので我慢し、その日から張り紙もガムテープもやめました。新聞が入るのもその日から止まりました。確実にその新聞配達の人の仕業だとわかりました。
嫌がらせをしたのはどんな人なのかを確認しようと、マンションの1階で家族で待ち伏せをしてみました。すぐに確認できました。本人を見た瞬間、クレームを入れないほうが正解だと思いました。
その日からそこの新聞は絶対に契約しないと決めました。あれは結局何だったのでしょうか。気味が悪い出来事でした。
今でもそのマンションのことを思い出すと同時にその新聞のことを思い出してしまいます。